2017年モデルとして発売されたZ650は、それまでのER-6nと呼ばれる輸出用モデルに代わるミドルクラスのネイキッドです!
650ccの並列2気筒エンジンを搭載するところは同じながら、Z650では、上位モデル同様のデザインコンセプトを取り入れて、これまでの、個性的な印象だったERシリーズからの完全脱却を図っていました!
また、当時は二輪車用ETCがメーカー標準搭載として普及しはじめた時期でもあったため、Z650もETC車載器は装備されていました!
余談として、Z650という名称は、1970年代にも使用されており、当時のZ650が、フラッグシップであったZ1(900スーパー4)に対し、軽量・コンパクトな車体とトルクフルなエンジンの組み合わせが人気だったので、2017年登場のZ650も、Z1000などのハイパフォーマンスマシンに対する、カワサキからの別回答となるライトウェイトネイキッドでした!
また、Z650登場と同時に、兄弟モデルとして、フルカウルスポーツのニンジャ650 ABSも発売され話題となりました!
2018年モデルのZ650は、2017年モデルからカラーチェンジのみでしたが、2019年11月のミラノショーでマイナーチェンジした2020年モデルが発表されました!
最新のZ650では、欧州の排出ガス規制ユーロ5に適合するとともに、外装を変更し、ヘッドライトがLED化され、TFTカラー液晶メーターを採用されました!